ハワイで手術して来ました 3/7 -まさかの入院編2-

まさかの入院編2

 

★このブログは、自身がハワイで肺気胸になりハワイのSTRAUB(ストラウブ)病院に入院・手術をし、

退院から通院、帰国までの約1カ月を帰国後まとめたものです。

 

同じ様な状況で不安になっている方に少しでも安心して貰えたらと、

一人ではないのだと、もし誰かの為になるならばと思ってブログを書きました。(2015年6月)

 

→ブログ★ハワイで手術して来ました

楽しむはずのハワイ編

まさかの入院編1

をどうぞ

 

5月9日。入院2日目。

さて、私の部屋へ血圧測定と体重測定がやってきました!!?

時計を見るとまだ朝の3:30。。。え?っと思いつつも測定完了。緊急とうい感覚も無く、普通に。。。

そしてまた何やら大きな機械が私の部屋へレントゲン撮影機でしょうか、時計を見ると5:30。。。。

『ビックブレース。。。Ok!』って帰って行きました。。。。早いですね活動。

朝食を済ませ。ってこれがすごおいボリュームなのです。写真を撮って来たので見てくださいね。

コーンフレーク・ヨーグルト・プリン・マフィン・オレンジジュース・

紅茶・おかゆ・スクランブルエッグ・ソーセージ。

食べられません。まずこの水分量にお腹が破れちゃいます(笑)程々に食べ休憩。

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9時頃、今度は内科医がやってきました。

“Dr.O”なんだか英語をペラペラ。。。

私の顔が曇ってゆくと、何やらモニタを持ってきてくれて、モニターを起動、

通信した先に通訳交換台と繋がっていました。まず先生が今の状態を説明し質問。

うまくいけば1、2日で退院できると。しかしあくまでもの話。(喜びから落としますね)

とても安心しました。ただ、Dr.方は手術をした方がいいと。。。2回目の気胸だからだと。。。

私は言葉の伝わらない所での治療は一刻も早く切り上げて帰国したいと伝えました。

その希望にOKをくれました。

そうして11時過ぎ、担当外科医“Dr.A”がやってきて

「肺が膨らんだからチューブの吸引を止めよう」と言って帰って行きました。

しかしその時は英語がネイティヴ過ぎて何を言っているかはその時ちんぷんかんぷんで、

通訳士さんを呼ばないDr.Aは言うだけ言って帰ってしまいました。パニックでした。

「サクション」「サクション」ってよく言ってました。調べれば“吸引”。

はぁ。。。。

昼、ガッツリいただきます。すごくガッツリですよね(笑)

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昼過ぎに「少し歩こう」と看護士さんにいわれて歩く事に。突然の入院で何も無い私は靴が無い。。。。

「靴が無い」って言ったら滑り止めソックスをくれました。滑り止めの柄がかわいいんです★

 

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お友達の吸引機を下げてトコトコと。。。。入院して初めて病室以外のフロアーを歩きました。

何が何だか(笑)

 

 

夕飯。。。ガッツリいただきます。ミートたっぷりパスタです。

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5月10日。入院3日目。

またまた早朝5時過ぎにレントゲンと血圧・体重測定(笑)。

7時過ぎにDr.Aが来て肺が萎んでいると。。。

ううううう。

またまた吸引のやり直しです。これで48時間で様子を観たいと。

この日も手術をした方が良いのではといわれてしまった。が、断りました。不安でした。

旦那サマにグダグダと不安をこぼす。「まだ入院数日、これからゆっくり」と言われて、

悩んでもなる様にしかならないのだと。。。。ゆっくりと構えようと持ち直す。

 

「身体を拭こう!」と看護士さんがやってきてくれてせっせと身体拭き。

看護士さんが「ショーツある?」って聞いてくれたものですから、

突然の入院で何の用意もない私にショーツをくれました。カボチャパンツ(笑)

うーん、背に腹は変えられない!不思議なパンツ。。。。。

そして、頭を洗おうと持って来てくれたのが、コレです!(写真を撮って来たので見てください。)

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シャンプーキャップの中に濡れた脱脂綿が張り付き覆われていました!

それをスポンとかぶり髪の毛をインして、モシャモシャと頭皮マッサージをして貰い、

「1分くらい待って」と。待つ事1分くらい。
シャンプーキャップを取ると洗えた!?かなっていう少し濡れて洗われていました(笑)

 

昼、ガッツリいただきます。フルーツ中心の軽めのランチでした★

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昼過ぎDr.Oさんが検診。

“肺が最初と同じくらい萎んでいる”ととりあえず48時間の様子を観たいと。

 

その後、2つの選択をして下さいと。

1、自然に肺が膨らむのをまつ

2、手術

いきなりの間逆な選択って。。。旦那サマには帰って手術がしたいと話す。

夜。。ガッツリ。。。。でも少し辛い。。。

 

 

傷の痛みは動いた時のみ。痛みのなさに驚いた。

 

 

5月11日。入院4日目。

早朝5時頃、検診とレントゲン撮影(笑)

7時過ぎDr.A検診。

7時過ぎ何やら沢山のDr.が来たので驚きと不安。。。多分、研修医らしき人達でした。

朝食。。ガッツリ。。失速。。

 

 

看護士さんが突然注射器を持って私のお腹を指して、「ブラッド、フード」と。んんん?

と言ってる間にブスリと。帰って行きました。えええええ。

10時半過ぎDr.Oさん検診。

明日のレントゲンで判断すると、それからの話。不安な1日。

ポロリポロリ。

けれど、旦那サマが泣いていいし、そこから頑張ろうと。

看護士さんも大丈夫って一生懸命話しかけてくれる。温かい気持ちで自分の身体に期待をして寝ました。

 

 

5月12日。入院5日目。

いつもの早朝検診レントゲン!

ここでDr.OからDr.Kへ交代。

吸引チューブを外す。苦しくなったら連絡して下さいと。

正直、心も身体もいっぱいいっぱいで何が苦しいか分かりませんと言ってしまった(笑)

パニクってます。。。

 

昼、もう嫌。ざっくりな食事に疲れてしまいました。。。私は根っから日本人だって事がわかりました。

“郷に入れば郷に従え”が辛くなりました。。。だって、お味噌汁が少し甘い。。。

白の甘さではなく、なんだかちょっと違うとかんじました。

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昼過ぎDr.A検診。

もう手術をした方がいいと。。。。明日のレントゲンでダメならば手術をしようと、

明日の3時が空きがあるからそこに手術予約しておこうと。。。

手術は胸腔鏡。3カ所に小さな穴を開けて肺に水を流し、肺の穴を修繕して肺の薄皮を剥き終わり。。

術後から点滴に痛み止めを微量に流し続けて、それでも痛い時は、

ナースコールの様なボタンを用意しておくからそのボタンを押すと痛み止めが点滴から追加されると。

これは、時間制御されているから1回押したら次の時間まで痛み止めが流れないようになっていると。

そして術後はドレーンが入っており空気漏れがないかをチェック。

これが上手く空気が抜けていれば5日でドレーン抜去。色々とあれば延びて行くと。

そして万が一で胸を切る事があると(5%の確率)。

以前、腹腔鏡の手術の経験があるので手術の大まかな流れや諸々を想像が出来たけれど、

ここはハワイ!!!異国!!ビビリ抜いてビビリ抜いて。。。(淡々とした話で現実味がありません)

そして明日、手術するかもしれ無いから今日の24時〜は何も飲食しないで欲しいと。

以上の説明を受けて手術の同意書にサインをしました。いよいよ逃げられない現実。

言葉の伝わらない国での手術。現実味も無くてまた怖い。

 

そして。。。何処か根拠も無く明日の私は大丈夫って良くなって帰れる!と

思っている自分が居ました。

途中、看護士さんから手術の為鼻からの細菌を入れない為の粘膜の塗り薬を

綿棒に付け鼻の穴へホジホジと薬を付着。

旦那サマに『鼻水垂れてるみたい』と馬鹿にされつつ何度かヌリヌリホジホジ。。。。

尊い健康の為!今は女より人として!

 

そして夕飯。術前!?最後の晩餐。。。。

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途中何度かヌリヌリホジホジ。。。。

 

 

続きは

ハワイで手術して来ました 4/7

逃げられない手術編”へ

 

 

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